二年後
わたしはみんなが暮らす町へ帰ろうと思う。
どの道を選んでも不安だけど
1人ならば 軽傷で済み、面倒なことにもならない。
ガマンが出来ないので仕方ない。
想像が出来るのは不満だらけで爆発しそうな自分。
いつも眉間にいびつなシワと 歪んだ心でイライラしてる自分。
そーゆー自分しか思い浮かばない。。。
残念だけど、ちょっと月日が経ち過ぎたね。
でも、もし早い時期に一緒になれてたとしても 同じことだった気がする。
だから、良かったんだと思う!
さー!帰ったら迷惑かけないように
準備万端整えなくては!!!
新しい未来を見つめる
ヤダと思ったら やっぱりムリなのかな。
お酒 一緒に飲むのはいいけど ちょっとでも触られるのが気持ち悪かった。
会話も聞いてるのが面倒で、、、。
そして、当たり前のようにケンカになった。
やっぱ ムリだー。
これ 何とか頑張って 一緒になっても
わたしがいつかまた爆発して
嫌になって 逃げ出すパターン。
目に見えてしまった…。
ごめんなさい。
腹が立ったことの1つ
今年は日焼けしたくない。
なので、「今年は海へは行かない」と
彼に告げてあった。
数日後、「今週末は海へ行かない?」とLINEが送られてきた。
硬直した。おぞましくてふるえた。
幸い、前日 雨なので「海へ行ってもゴミだらけだよ」と返した。
「了解。では延期だね」と返された。
うざいな…。
絶対 今年は海へ行かない!
10kg 体重増えたくせに
どうして海水浴へ行きたがるのだろうか。
泳ぎたいなら ジムへ通って泳げばよいじゃないか。
ついでに筋トレすればよいじゃないか。
痩せなきゃ 海へも行けないって言ったの忘れたんでしょうか。
少し減ったは痩せたとは言いません。
どう見たって 変わらずにでかい腹突き出てるよ!
うざいな。
一人で海へ行ってくればいい。
腹が立ったことの1つ
わたしは潮汁を朝から飲みたくない。
お刺身も朝から食べたくない。
得意じゃないから余計にそうかもしれない。
旅館にて 潮汁とわかめと豆腐のお味噌汁が選べた。
中居さんに「どちらになさいますか?」と 訪ねられた。
彼が「どっちがいい?」って聞いてきたから
速攻で「わかめと豆腐」って答えた。
そして、彼は中居さんへ「潮汁お願いします。」と告げた。
わたしは硬直した。
そして、朝ごはんが次々に運ばれ、並べられた。
ご飯と潮汁はおひつ、お鍋ごと残されており おかわりが出来る構図。
よそってもらった潮汁に口をつけないわたしに
「飲まないの?」と彼が聞いてきた。
「嫌いだから」と答えた。
「じゃあ、わかめのにすれば良かったのに」と彼が言った。
わたしは「言ったよ」と返したけど
彼の耳には届いていなかった。
食の好みが合わない。
うぜーーっ!
朝から潮汁飲んで 刺身食べてんだよっ
気色悪くてたまらんかった!